天井クレーン設計製作据付

天井クレーンの新設工事

弊社は、お客さまのご要望に応じた荷役作業を安全により効率良く実現するために、設立以来、約40年間で様々な仕様のクレーンを納入してきました。クレーンは、設置される現場に合わせたオーダーメイドが基本となります。
工場のレイアウト、使用用途にあわせ、どんなホイスト/電気チェンブロックを使用した、どのようなクレーンがベストチョイスなのかを検討、ご提案いたします。
また、お客さまの方で、巻上機(ホイスト/チェンブロック)のメーカー指定等ございましたらご指示いただければ、対応させていただきます。

取り扱いメーカー

日本ホイスト、日立製作所、三菱電機、明電ホイスト、神内電機、東洋ホイスト、象印チェンブロック、二葉製作所、キトー、ニッチ (敬称略)

天井クレーン設計時に注意するポイント

どうしたら空間を最大限有効に利用できるか?

工場の作業空間を最大限にする為に、フックの各方向への「より」寸法を考慮して設計する事がとても大事です。
例えば、建屋の高さが無く吊りシロが少ない場合、ローヘッド型のホイストを選定する。等々どうしたら最大限に広い作業範囲を確保できるかを考慮しながら企画設計しましょう。

巻上機本体をホイストにするか、電気チェンブロックにするか?

電気チェンブロックの優位性を簡単に言うと・・・
1.チェーンの長さが有る程度自由にできること。
(ホイストの場合、ワイヤードラムの長さが決まっているので一般的な標準揚程6mを超えると、8m用、12m用とな
り価格が跳ね上がってしまう。)
2.斜め吊りの許容範囲がホイストよりも広いこと。
(ホイストの場合、ワイヤードラムに巻き取る形となるため、ワイヤーロープの素線切れ等の発生がおきやすくなっ
てしまう。)

設置後に安心して任せられるメンテナンス業者がいるか?

クレーンの使用頻度や使い方にもよりますが、どうしても発生してしまう急な故障時にも早急な対応ができ、また定期的に行う必要のあるメンテナンス(月次定期自主検査、年次定期自主検査など)を安心して任せられる専門業者は欠かせない存在です。

その他、色々なポイントがありますが、弊社までご用命いただければご予算、使い勝手、工場環境に応じて最適なクレーンをご提案させて頂きます。

天井クレーンには設置する場所や、使用用途、環境などに応じて、多くの種類があります。大きく分けると下記のような分類になりますので、ご検討時の参考にしていただければと思います。

天井クレーンの種類

天井クレーンには設置する場所や、使用用途、環境などに応じて、多くの種類があります。大きく分けると下記のような分類になりますので、ご検討時の参考にしていただければと思います。

テルハ式クレーン(モノレール)

直線、曲線のレール下を2方向に電気ホイスト/チェンブロックが移動して荷を運搬します。

懸垂形天井クレーン(サスペンション形)

天井から吊り下げられた I 型鋼(走行レール)下を、懸垂型サドル、ガーダ、電気ホイスト/チェンブロックにより4方向に荷を運搬します。基本的に小~中型のクレーンに採用され、天井空間を有効に利用できます。

軌条形天井クレーン(トップランニング形)

建屋に設置されたランウェイに敷設された走行レール上を、軌条型サドル、ガータ、電気ホイスト/チェンブロックにより4方向に荷役運搬します。桁構造でシングルガーダ式、ダブルガーダ式に大きく分けられます。基本的に中~大型クレーンに採用されもっとも多く活躍している一般的なクレーンと言えます。

無軌条形天井クレーン(低振動&騒音形)

建屋に設置されたランウェイ上をレール無しに直接ウレタン車輪により走行するタイプで、他の構造は軌条形とほぼ同じです。走行音が静かで建屋への振動も低減できるので、夜間作業の多い工場、振動、騒音規制のある工場に利用されます。また、走行レール敷設の必要が無いためトータルコストの軽減ができます。

橋形クレーン(門形クレーン)

地上に設置した2本レール上をサドル、ガーダ、電気ホイスト/チェンブロックにより4方向に荷を運搬します。一般的に屋外での利用が多く、設置場所、荷役の目的等により多様な用途への使用が可能です。

片脚橋形クレーン(片門形クレーン)

建屋に設置されたランウェイ上をレール無しに直接ウレタン車輪により走行し、他の構造は軌条形と同じです。走行音が静かで建屋への振動も低減できるので、夜間作業の多い工場、振動、騒音規制のある工場に利用されます。また、走行レール敷設の必要が無いためトータルコストの軽減ができます。

ジブクレーン

ポスト形ジブクレーン、ウォール形ジブクレーン、独立走行ジブクレーン等々、各現場状況に応じた仕様によりさまざまな荷役運搬作業に対応できます。

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